11月17日（日）に第11回TAMA映画賞授賞式が中央大学多摩キャンパスのクレセントホールで開催、『僕はイエス様が嫌い』の奥山大史監督が最優秀新進監督賞を受賞いたしました。
トップバッターで登壇した奥山監督は、今回の受賞について、そしてキャスト、スタッフへの感謝の言葉を述べた後、企画段階では”宗教”にまつわる物語にすることの不安があったが、世界の映画祭のみならず国内でも想像よりも多くの方から評価をもらったことへの喜びを語りました。また“子役に台本を渡さない演出”に関して質問を受けると「是枝裕和監督も実践されている手法ですが、こうして背中を追いたくなる監督が同時期にいたことも、この映画を作れた理由だと思います」と熱く答えていました。

奥山監督は12月1日（日）に、下記特集上映時に登壇予定となります。
＜逆輸入型新進気鋭監督 長久允×奥山大史＞
会場：ヴィータホール
詳細はこちら　⇒　https://www.tamaeiga.org/2019/program/D-2.php

【奥山大史監督　プロフィール】
1996年生まれ、東京都出身。青山学院大学卒業。 在学中に監督した短編映画『Tokyo 2001/10/21 22:32 ～ 22:41』（2018年、主演：大竹しのぶ） が第23回釜山国際映画祭に出品。監督・脚本・ 撮影・編集を行った初長編作品『僕はイエス様が嫌い』（19年）がサンセバスチャン国際映画祭に おいて最優秀新人監督賞を史上最年少で受賞すると共にストックホルム国際映画祭・ダブリン国際 映画祭で最優秀撮影賞を受賞する。