10月公開 芦田愛菜主演『星の子』(配給:東京テアトル、ヨアケ)特報解禁!永瀬正敏&原田知世の同年銀幕デビューコンビが娘役・芦田愛菜の病気を治した“水”を信じる両親役に!! NEWS2020.07.21
芦田愛菜の6年ぶりとなる待望の実写映画主演作『星の子』(配給:東京テアトル、ヨアケ/監督・脚本:大森立嗣/10月公開)。本作で 芦田が演じるのは、あやしい宗教を深く信じている両親を持つ中学三年生の少女・ちひろ。原作は『むらさきのスカートの女』で第 161 回芥川賞を受賞した今村夏子。監督・脚本は『日日是好日』 『 MOTHER マザー』の大森立嗣。音楽の世武裕子をはじめ、『日日是好日』のスタッフが再び集結し、芦田愛菜が演じるヒロインの健気で涙ぐましい姿を描き出す。
この度、第二弾キャストとして、ちひろの父役を永瀬正敏、母役を原田知世が演じることが解禁された。永瀬と原田は同じ1983年にスクリーンデビューし、夫婦役では『紙屋悦子の青春』(06)以来、実に14年ぶり2度目の共演となる。本作では、ちひろの成長を愛情たっぷりに見守る一方で、幼少期 、病弱だったちひろを救った“水”と、その水を販売する“あやしい宗教”を深く信じてしまうことから、家が日に日に貧乏になり、挙句の果てにはフリーマーケットで買ったお揃いの緑ジャージしか着なくなる両親を演じる。
芦田は大先輩 の二人との共演を「永瀬正敏さんと原田知世さんの演じる両親の姿から、ちひろが大事に育てられてきたことを感じました。お二人とも本当の両親みたいにあたたかく接してくださり、待ち時間にもたくさんお話ができてとても嬉しかったです」と親子役として絆を深めたことを明かした。
また、今回同時に解禁された、芦田愛菜が演じる主人公ちひろの、自らの思春期を思い悩み、ひとり遠くを見つめる姿から始まる特報映像。「私、この水飲むと風邪引かないんです」と先生に語るちひろのセリフからは、病弱だったちひろ自身を救った“あやしい宗教”を深く信じている父(永瀬正敏)と母(原田知世)に対する、複雑な感情が垣間見られる。何かから逃げるように街を駆け抜けるちひろ。頭にタオルを乗せて水を掛け合う両親。 本格女優として堂々たる主演を果たした芦田愛菜、そして日本映画を牽引してきた永瀬正敏と原田知世が演じる、家族のドラマに期待が高まる。
ちひろの父役 ◉ 永瀬正敏 コメント
信じる事の“純粋さ”と、ある意味“狂気”を家族と言うかけがえのないものの中でどう表現していくのか?大森立嗣監督の真っ向からのチャレンジを芦田愛菜さん、原田知世さん方と共に、旅出来た事はとても光栄でした。そこに存在しているだけで愛しさが湧いてくる芦田さん、物語の中の同じ時を過ごして来たその想いを、自然に醸し出してリードして頂いた原田さん、そして再び大森監督の現場に立たせていただいた事、、、この作品に関わった全ての皆さんに感謝しています。“何かを心から信じる”事への“あるひとつの家族”の愛と葛藤の物語を、是非劇場でご覧いただければと思います。
ちひろの 母役 ◉ 原田知世 コメント
「未熟児だって、、、ただただ健康に」映画の冒頭で、日記に書き綴られた母の祈り。そんな母の切実な思いを胸に演じました。赤ちゃんのちひろ、小学生のちひろ、そして、中学生になったちひろ。成長していく娘との一つ一つのシーンを演じていく中で、愛おしさが溢れ、同じ思いで娘を見つめる父、永瀬正敏さんの穏やかな温もりに支えられながら、ラストシーンを迎えることが出来ました。この作品に参加できたことをとてもしあわせに思います。